税率の推移は

相続税の最高税率と税率の推移は

他の税額でもそうですが相続税でも取得した財産の総額によって支払うべき税額が変わってきます。1000万まででしたらその税率は10%ですが、1000万を超えると累進課税方式であり、金額によって税率が変わってきます。

3000万以下なら15%、5000万以下なら20%、そして3億を越えると50%と総額の半分となり、現在はこの50%が最高税率となっています。例えば1000万なら100万、3000万なら450万、そして3億なら1億5000万ということになります。といってももちろん相続して取得した財産の収入がそのまま影響してくるわけではなく、他の税額にみある通りにこの相続税の計算にもしっかりと控除というものが存在しています。

まずは基礎控除として相続税の控除は5000万となっているので、相続した財産が5000万以下であった場合には相続税の納付をする必要はありません。なので大きな財産を取得しない限りはこの基礎控除が理由で納付自体をしないことが多くなることでしょう。また控除額も5000万だけでなく、更には法定相続人の人数によっても変わってきて、1人1000万で人数分控除することができます。そして総額によって変わるのは税率だけでなく控除額もそうであり、1000万以下の場合には控除はないですが1000万を超えると3000万以下なら50万、5000万以下なら200万、3億超えていれば4700万という控除額を受けることができます。

なので先ほどの基礎控除と合わせるとかなり額が減るので思ったより課税する額は多くなくなる仕組みになっているということになります。それとこの金額によって控除は分配した際にそれぞれで適応されるので、例えば子供2人が5000万ずつ受け取った場合には5000万以下の税率控除である、700万がどちらにも適応されるということになるわけです。

ただ、実はこれらの制度は2014年限りであり、2015年からは新たに制度が変わります。変更部分としては億単位になる場合でありそこが細分化され、更には6億超える場合には税率が55%となり、最高税率が55%に変わることになります。万単位で止まる場合には変更点はないのでそうした財産の場合には関係がない話ですが遺産となると億単位行く事も珍しくはない話なので、2015年以降では気をつけた方がよいでしょう。特に2億超えたら2014年までだと40%だった税率が45%となるので税額が変わってきます。控除額も2700万となりますがそれも踏まえて確認しておいた方がいいでしょう。